埼玉シルバーバーチの会

スピリチュアリズムの理解と実践のためのシルバーバーチ読書会のブログです。

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7月の読書会 シルバーバーチによって明らかにされた「霊界」の事実

夏本番を迎えました。読書会当日も強い日差しが降り注ぎ、冷房のきいた会場にたどり着いて、ホッと一息つくことができました。

参加者の中には、遠方から電車を乗り継いで来られる方もいますが、猛暑にも負けないで参加してくださることは、本当にうれしいことです。

前回は、最初に入る死後の世界である「幽界」について学びました。今回は、いよいよ本格的な死後の世界である「霊界」について学習しました。

地上には多くの霊界通信が送られてきますが、その90%以上が幽界からのものです。幽界にいる霊たちは、まだ地上的意識を多く持っているため、地上人に接しやすいからです。

霊界通信の多くは、「死後の世界は美しく、素晴らしい世界である」と言っていますが、これは「幽界」の様子です。

では、「霊界」はどうでしょうか?

シルバーバーチは、「あなた方はまだ、霊の世界の本当の素晴らしさを知りません」と言っています。そして、霊界の様子をできるかぎりの言葉で私たちに伝えてくれています。

地上で生きる私たちは、自然の息吹に触れるたびに、神の摂理の素晴らしさとその美しさに感動します。

しかし霊界では、地上のものがすべて色あせて見えるほどの美しさが存在するというのです。

霊界の素晴らしさは、地上でさまざまな訓練を受けて生きる私たちにとって、まさに「希望」と言えるものです。

この地上で魂を鍛え、大きく成長した暁には、胸を張って霊界へ戻っていくことができます。

その日を楽しみにして、最高の奉仕人生を歩んでいきたいと思います。



<今回の学習>
スピリチュアリズムの思想体系[Ⅰ]  死後世界観  「霊界」

<学習のポイント>
シルバーバーチによって明らかにされた「霊界」についての真実

シルバーバーチは、多くの霊的真理・霊的知識を地上にもたらしました。それらの大半は、人類史上、初めて伝えられたものですが、「霊界」についても、画期的な真実を明らかにしました。

特に「霊界の界層」については、それまでの諸説をすべて否定する、驚くような内容を語っています。

シルバーバーチ以前のスピリチュアリズムでは、「霊界は複数の界層から成っている(複数界層説)」と考えられていました。

例えば、スウェーデンボルグは、死後の世界を大きく3つに分けていました。

また、シルバーバーチ登場後しばらくしてからブラヴァッキーによって興された神智学では、「神が造った世界には、地上界と6つの界層からなる死後の世界が存在する」とし、宇宙は全部で7つの世界から成っているという「七世界論」が説かれました。

この「七世界論」は、当時のスピリチュアリズムに大きな影響を与え、現在でも「七世界論」を信じているスピリチュアリストがたくさんいます。

しかし、シルバーバーチは次のような言葉で、「七世界観」をはじめとする複数界層説は間違いであることを明確にしました。

「私はその“7つの界”とやらを知りません。(中略)私が知っているのは、たった1つの界があって、それが無限の階梯をなしているということです。」   『最後の啓示』P51

シルバーバーチは、「霊界は1つだけであり、その中に霊的進化の程度に応じた無数の界層がある」と述べています。そして、「界層とは、地上人が想像するような地理的に区分された領域・境界線で区切られた領域ではなく、上の界と下の界はつながっている」と説明しています。

霊界は、高い界層から低い界層へと途切れることなくグラデーションできにつながっており、霊界全体が一つに融合しているということです。そして、霊たちは霊性レベルの向上にともなって、より高い界層へと上がっていくようになります。シルバーバーチは、これまで言われてきたような界層があるのではなく、霊界に住む霊たちの霊的成長度に応じて無数の界層が存在することを明らかにしたのです。

シルバーバーチは、霊界の環境やそこでの生活についても語っています。

スピリチュアリズムによって多くの霊界通信がもたらされましたが、それらの多くは幽界からの通信でした。そのため、霊界についての情報はほんの少ししかありませんでした。シルバーバーチによって霊界の詳細が伝えられたことで、地上人は霊界の素晴らしさを初めて知ることができるようになりました。

しかし、霊界は幽界と違って純粋な霊的世界であるため、霊界の様子を地上の言語で表現することは、とても難しいことです。シルバーバーチは、「霊の世界は地上の言語では表現できません。たとえるものが地上界には見いだせないのです」と言いながら、できる限りの言語で霊界の素晴らしさを伝えてくれています。

『シルバーバーチの教え・上』の11章P184~P187は、シルバーバーチによる“霊界讃歌”と言える箇所です。これまで地上にもたらされた霊界通信の中で、これほど霊界の素晴らしさを明確に伝えてきたものは他にはありません。高級霊シルバーバーチならではの最高の内容と言えるものです。ぜひ、じっくりと読んでいただきたいと思います。

死後の世界は、私たちがあと数十年したら、必ず赴くことになる世界です。

地上の大半の人は、死や死後の世界についての真実を知らないため、死におびえながら最期を迎えます。しかし、私たちスピリチュアリストは、地上にいる間に死後の世界について、具体的に知ることができました。スピリチュアリズムと出会ったことで、死の恐怖からいち早く解放されたのです。

「死」は、地上で魂の訓練を終えたことへのご褒美です。「死」に不安を持ったり怖がったりする必要はありません。死後には、素晴らしい世界が待っています。

さまざまな苦難が待ち受けている地上人にとって、「死」は希望です。一人でも多くの人に、「死」と「死後の世界」についての真実を伝え、正しい地上人生を歩めるように導いていくことが、私たちの役目なのです。



*8月の読書会はお休みです。次回は、9月17日(日)になります。



7月の読書会のご案内

九州では記録的な大雨が続き、たくさんの被害が出ています。これ以上、雨が降らないでほしい、と誰もが思っていますが、自然は人間の思い通りにはなりません。それでも「少しでも被害が拡大しないように…」と祈っています。


7月5日の産経新聞に、京都大学名誉教授の加藤尚武氏による「死についての“思想”を考える」という記事が掲載されていました。

読書会では、ここ数か月、「死」について学んでいますので、その記事のタイトルにはとても心惹かれるものがありました。

その記事の中から、特に興味深かった言葉をいくつかご紹介します。


◆古今東西の死についての考え方は、2つしかない。1つは「死は来世への旅立ちである」という考え方、そしてもう1つは「死はその人のすべての終わりである」という見方である。

◆世界中のさまざまな(死についての)考え方について、どういう共通の型があるのか、違いはどの点にあるのかを明確にすることで、人類共通の見方があれば、それを明らかにすることが、これからの哲学では大事である。

◆共通の考え方が何であるか、普段からしっかりと認識しておくことが大事だと思う。


一つ目の言葉は、最近の読書会で何度もお話してきたことです。地上には、「死」についてのたくさんの考え方があるように思いますが、突き詰めていけば、この2つに集約されます。

そして2つ目が、この記事の中で一番、興味深かった言葉です。加藤氏は「人類共通の見方があれば」と言っていますが、それは地上的視点ではいつまでたっても探し出すことはできません。

人類共通の「死」に関する見解は、霊界から示されたスピリチュアリズムの中にあります。高級霊から送られてきた現地報告によって初めて、地上人は「死」についての真実を知ることができるようになりました。

「死はその人のすべての終わりである」という考え方は間違っています。しかし、「死は来世への旅立ちである」という従来の宗教の教えも、「死」の問題への答えにはなっていません。

「死」とはどのようなものか、そして死後、人間はどこに住むようになるのか、さらに死後の世界で何をするのか、といった「死」に関するあらゆる回答がスピリチュアリズムによって示されているのです。

ですから、3つ目の言葉は、「普段からスピリチュアリズムをしっかりと認識しておくことが大事」という言葉に置き換えることができると思います。


こうした記事を読むことでも、私たちが手にしている霊的知識・霊的真理が、どれほど貴重なものであるかを実感することができます。

世界には、一生を懸けて「死」の問題に取り組んでいる宗教学者や哲学者・思想家がたくさんいることと思います。彼らがどれほど熱心に世界中の考え方を研究しても、残念ながら人類共通の見方を導き出すことはできません。

私たちは、幸いにも一足先に、霊界からもたらされた霊的真理を手にすることができました。その恩恵に感謝し、一人でも多くの人に真理を伝えていかなければなりません。


今回の読書会は、「霊界」について学んでいきます。シルバーバーチが伝えてくれた「霊界」の素晴らしさを少しでも感じることができるような学びにしていきたいと思います。


** 7月の読書会の日程 **

読書会への参加をご希望の方は「埼玉シルバーバーチの会」のホームページからご連絡ください。

読書会は、「シルバーバーチの霊訓」(4冊以上)と「スピリチュアリズム入門」・「続スピリチュアリズム入門」(いずれもスピリチュアリズム普及会発行)を読まれている方を対象としております。

ご参加にあたっては、事前にテキストをご購入いただき、学習箇所をご一読ください。


■開催日時  2017年7月16日(日) 午後1時20分 ~ 3時30分 
                   (時間厳守でお集まりください)
■場所    シーノ大宮センタープラザ  9 F 学習室1
  
■テキスト   『シルバーバーチの教え(上)(下)』 

■連絡先と会場の地図はこちら 

*会場の都合で、定員は17名です。満席の場合は少しお待ちいただくことがありますのでご了承ください。

*参加費は無料です。




6月の読書会 幽界は本格的な霊界に入るための過渡的な世界

やっと梅雨らしい天気になってきました。読書会の日は、朝からどんよりとした天気で、読書会を終えて家に着く頃、雨が降ってきました。

今回は、『500に及ぶあの世からの現地報告』(スピリチュアリズム普及会発行)をテキストにして、幽界について学習していきました。

『500に及ぶあの世からの現地報告』は、1975年にロンドンで出版されました。編集をしたのは、ネヴィレ・ランダルですが、実際に交霊会を開催し、これらの話を録音したのは、心霊研究家のジョージ・ウッズとグリーン女史です。霊媒は、レスリー・フリントです。フリントは、『シルバーバーチの新たなる啓示』にあるように、シルバーバーチの交霊会に参加したことがあり、直接談話を得意とした有名な霊媒です。

ウッズ、グリーン女史、フリント、この3人が出会い、交霊会を行うようになったいきさつが、『500に及ぶ…』の3章に詳しく書かれています。それを読むと、スピリチュアリズム普及の一環として、霊界から強力な働きかけがあったことがよく分かります。

交霊会は、15年間続けられ、録音されたテープは、500本にも達しました。

ウッズもグリーン女史も、全エネルギーを費やして、この重大な使命を果たす努力をしています。彼らは、交霊会を最優先し、仕事のスケジュールも交霊会に合わせて変更しています。

2人が、どれほど交霊会を重要視していたかを示すのが、次の言葉です。

「交霊会の前夜は、二人はテレビを見る程度で、日頃の煩わしさを心から取り除くようにした。(交霊会の場所まで向かう)汽車の中でも本も読まず、心の中の雑念を拭い去るように努めた。」

交霊会の前日から心境を高め、霊界の道具に徹しようとする姿勢が窺えます。

この箇所を読むたびに、私たちの読書会も、こうした使命感と緊張感を持って臨まなければならないと、気持ちが引き締まります。

読書会は、単に自分の知識を広めるための時間ではありません。

霊的真理の学びを深めることによって、高級霊との絆を強くし、よりよき道具となるための資質を高める場です。

質の高い読書会は、清々しい霊的エネルギーに満ち溢れ、読書会でありながら交霊の場となっていきます。

私たちの読書会も、高級霊たちの願う時間にしていきたいと思っています。

ウッズやグリーン女史が、人生を懸けてスピリチュアリズムのために働いていったように、私たちも読書会を通して、霊的真理の普及のために全力を尽くしていきたいと思っています。




<今回の学習>
スピリチュアリズムの思想体系 [Ⅰ] 死後世界観  「幽界」

<学習のポイント>
  幽界は、本格的な霊界に入るための過渡的な世界

今回から、数回に分けて「死後の世界」について学習していきます。死後の世界について学ぶとき、「幽界」と「霊界」に区別して述べることが多いのですが、2つの世界があるわけではありません。「幽界」は、霊界の一部であり、霊界の中で最も下の世界です。地上世界に一番近い世界が「幽界」です。

「幽界」は、本格的な死後の世界である「霊界」へ行くための準備をする場所です。霊界は、純粋な霊的世界ですから、地上的意識のまま霊界へ行くことはできません。

先回学びましたが、死の直後、多くの霊は死んだことが分からず、混乱しています。その後、さまざまな出来事を通して死を自覚し、霊体の調整がなされて、幽界へ赴きます。なかには、死の自覚が持てず、地縛霊となって、長い間、地上近くに留まり続ける霊もいます。

いずれにしても幽界にいる霊たちは、まだ地上的意識を持っていて、純粋な霊的意識に至っていません。そこで、幽界で地上的意識・地上臭を拭い去るというプロセスを歩まなければなりません。それを「霊的純化のプロセス」と言います。

幽界の一番の目的は、霊的純化をするということです。霊的純化が成されると、やっと霊界へ入っていくことができます。
つまり、幽界は霊界へ行くために霊的純化をする場所であり、過渡的な死後の世界ということです。


霊的純化のプロセスは、次のようになります。

幽界は、自分の欲望がなんでも叶う世界です。心で思ったことが形体化します。家がほしい、車がほしい、靴や洋服、おししい食べ物など、好みのものが次々と目の前に現われます。こんな幸せなことはありません。誰もが、幽界は天国だと思います。

しかし、食べても食べてもまた現われてくる食べ物、次々に出てくる自分の好みの世界も、それが長く続くと、やがて飽きてくるようになります。地上的な欲望や喜びだけを追い求める世界に嫌気がさし、自然に地上的欲望・物質的欲望を捨て去るようになります。

それと同時に、霊的本性が目覚め、霊的なことを求めるようになります。無理やり他人から強要されるわけではなく、幽界での生活を通して、おのずと本人の心が霊的な方向を目指すようになるのです。

そして、人間の霊的本能として、「もっと霊的成長がしたい」と思うようになります。すると、自動的に眠くなってきて、気が付いたら霊界へ移動しているのです。

この「霊的純化のプロセス」を詳細に伝えているのが『500に及ぶあの世からの現地報告』です。

地上に送られてくる霊界通信の多くは、幽界レベルからのものですが、『500に及ぶ…』は、幽界の様子を伝えているだけではありません。地上時代にロンドンで花売り娘として生活していたローズという女性を通して、幽界で一番重要な霊的純化の様子を、具体的に伝えています。その意味で、『500に及ぶ…』は、たいへん価値のある霊界通信と言えます。

初めは幽界での生活に満足していたローズですが、やがて霊的本性が目覚め、次のような言葉を残して霊界の高い界層へ旅立っていきました。

「本当になくてはならないものは、心や霊に関わることなのです。」

地上に生きる私たちにとっても同じです。物質的なものは、何の価値はありません。霊的存在である人間にとって、一番重要なのは、霊に関わることです。

私たちは、霊的成長をするために地上に生まれ、死んでからも霊界で成長し続けていきます。物質に囲まれた地上世界で、「霊」を中心に生きていくことは、多くの困難がともないます。その困難に立ち向かってこそ、地上人生が価値ある歩みになるのです。



◆引用に当たっては、スピリチュアリズム普及会の許可を得ています。




6月の読書会のご案内

梅雨の季節になりましたが、まだ、それほどの雨は降っていません。

庭のアジサイが、雨を待たずに美しい花を咲かせています。

アジサイの近くには、ドクダミの白い花・・・。ドクダミは繁殖力が旺盛で、雑草として嫌われています。しかし、白くてかわいい花を見ると、アジサイと同じように季節を飾る花として眺めていたい気持ちになります。

さて、今月の読書会は、死後の世界について学んでいきます。

人間が死んで最初に入る世界が「幽界」です。幽界は、霊界(死後の世界)の最下層の世界です。

幽界には、、死んで間もない霊やまだ死を自覚していない未熟霊・地縛霊たちがいます。彼らは、死んでいるにもかかわらず地上的な意識が強く、それが払拭されるまで幽界に留まっています。

人間が死を迎え、幽界に行き、そこでどのような暮らしをしているかを詳細に伝えているのが『500に及ぶあの世からの現地報告』(スピリチュアリズム普及会発行)です。

今回は、この本の中に登場するローズという女性の話を読みながら、幽界の様子を学んでいきます。

地上に送られてくる多くの霊界通信は、幽界からのものです。通信してくる霊は、霊的無知な地縛霊や未熟な霊であるため、通信内容が事実と異なることが少なくありません。

しかし、『500に及ぶあの世からの現地報告』は、死の直後の様子や幽界での生活、さらには幽界で暮らす霊たちの心の動きなどが正確に記されています。

死後の世界を知るための入門書として、多くの人に読んでいただきたいと思います。



** 6月の読書会の日程 **

読書会への参加をご希望の方は「埼玉シルバーバーチの会」のホームページからご連絡ください。

読書会は、「シルバーバーチの霊訓」(4冊以上)と「スピリチュアリズム入門」・「続スピリチュアリズム入門」(いずれもスピリチュアリズム普及会発行)を読まれている方を対象としております。

ご参加にあたっては、事前にテキストをご購入いただき、学習箇所をご一読ください。


■開催日時  2017年6月18日(日) 午後1時20分 ~ 3時30分 
                   (時間厳守でお集まりください)
■場所    シーノ大宮センタープラザ  9 F 学習室1
  
■テキスト   『シルバーバーチの教え(上)(下)』 

■連絡先と会場の地図はこちら 

*会場の都合で、定員は17名です。満席の場合は少しお待ちいただくことがありますのでご了承ください。

*参加費は無料です。




5月の読書会 スピリチュアリズムは、死後の世界の知識を地球上の常識とするためにもたらされた

5月だというのに30度を超える暑さのなか、読書会の会場に向かいました。読書会の部屋は、いつもは冷房があまり効きていないので心配でしたが、この日は冷房が効いて、汗を拭うこともなく快適に過ごせました。

今年に入って、何名かの方が新しく参加されました。新規の参加者の方は、最初はとても緊張されていますが、学習が進むにつれて、真理の素晴らしさに引き込まれていきます。必死にメモを取る方や大きくうなずきながら聞き入っている方など、皆さんの熱心さが伝わってきます。

読書会の終わりに感想を発表していただくのですが、初めて参加された方の多くが「一人でシルバーバーチを読んでいるときには分からなかったことを、読書会で学ぶことができた」「新鮮な感覚で学ぶことができた」と話してくださいます。

読書会は、志を同じくするスピリチュアリストが集まって学ぶ場です。参加者の皆さんのスピリチュアリズム普及にかける決意に呼応して、たくさんの霊たちも集い、応援してくれています。

シルバーバーチの言葉の背後にある深い霊的真理は、一人で読んでいるときにはなかなか感じることはできません。しかし、読書会という霊的に高められた場に身を置くことで、霊的アンテナの感度が上がり、それまで気が付かなかったことに気が付くようになります。そして霊的真理の素晴らしさを再確認し、実践への意欲が湧いてきます。

それこそが、読書会の意義ではないかと思っています。

「読書会に参加したけれど、一人で静かにシルバーバーチを読んでいるほうが良かった」と言うのでは、読書会の意味はありません。

一人で頑張っておられるスピリチュアリストの方は、日本各地にたくさんいらっしゃると思います。日本中に読書会があればいいのですが、残念ながら今はまだそうなっていません。

私たちの読書会に参加されている方の中で、新しい読書会の開催に向けて少しずつ準備を始めている方もいます。

読書会は、スピリチュアリズム普及の草の根運動です。質の高い読書会が増え、スピリチュアリズム普及が加速していくことを心から願っています。



<今回の学習内容>
スピリチュアリズムの思想体系[Ⅰ] 「死の直後」 その2

<学習のポイント>
スピリチュアリズムは、死後の世界の知識を地球上の常識とするためにもたらされた


前回は、死の直後から本格的に幽界で生活をするようになるまでの概要を見ていきました。

今回は、2つの霊界通信―『500に及ぶあの世からの現地報告』と『迷える霊との対話』から、死んだ人間の体験談を読むことで、「死の直後」の様子をいっそう身近に感じることができました。

「死の直後」の様子を地上サイドから見ると、単に“死体”があるだけです。死体は何も語らず、ただそこにあって、葬式のあと火葬され骨だけになります。

しかし、霊的世界から見た時、死んだ本人はさまざまなことを思い、行動しています。

『500に及ぶあの世からの現地報告』には、自分が死んだことが分からず、混乱状態に陥っている霊たちの話がたくさん出てきます。

そうした霊たちは、自分の遺体や葬式を見たり、指導の霊に教えられて、やっと死を自覚することができます。

しかし、なかには地縛霊になってしまう霊も少なくありません。地上時代に、唯物論者だった人や肉欲や物欲追及の生活をしてきた人、また、間違った宗教の狂信者・人への恨みや憎しみが強い人、そして自殺者も地縛霊になってしまいます。

ウィックランド博士が30年にわたって交霊会を行い、それをまとめたのが『迷える霊との対話』です。交霊会で語っている霊の大半は地縛霊で、こうした霊界通信はとても珍しいものです。

生前から霊的真理を知っていたイェイツ霊は、地縛霊たちが集まっている暗黒界を見て、次のように語っています。

「自殺者ばかりが集まっている境涯、狂信者が通う教会ばかりが立ち並ぶ境涯、スラム街、拝金主義者ばかりの街など、それはそれは凄絶をきわめております。しかし、その事実自体も問題ですが、もっと問題なのは、そうした境涯のスピリットの出す波動が、地上の類似した人間の波動と合致して、生活を破綻に追いやっているという現実です。」

イェイツ霊は、地縛霊たちの集まる場所の凄まじさを伝えてくれています。すでに死んでいるにも関わらず、死を自覚できない地縛霊の存在は霊界の悲劇の一つです。

しかしそれ以上に問題なのは、地縛霊が地上人の霊媒体質者に憑依し、地上人の人生を破綻させてしまうことです。
地縛霊は、霊界でも地上でも、私たちが想像している以上に大きな問題なのです。

地上時代に霊的真理を知っていれば、霊界で地縛霊になることはありません。イェイツ霊はさらに次のように言っています。

「どんなに善人であっても、どんなにまじめな人生を送っていても、ただこれだけでは十分ではありません。死後の世界についての知識がないと、目覚めたあとしばらくは暗闇の中にいます。」

地上では、常識をわきまえ、まじめに人生を送っている人は“善人”とされ、死後、罰せられることなく天国や極楽で暮らすようになると考えられています。しかし実際には、たとえ“善人”と呼ばれていた人であっても、霊的知識がなければ、一時は地縛霊のような状態で暗闇の中で過ごさなければならないのです。

これは、地上人からすれば大きなショックですが、それが事実なのです。別の霊は、「死後のことは、死んでからではなく、この地上にいるうちに学んでおくことが大切です」と言っています。

私たちは今、「死」や「死後の世界」について、正しい霊的知識を持っています。それは霊界から見れば、本来、地上時代に知っておかなければならない“当たり前”の知識と言えるものです。

スピリチュアリズムは、霊界での常識を地球上の常識とするために降ろされました。霊的真理を地上の常識として定着させていくのは容易なことではありません。

しかし、高級霊は必ず成し遂げる決意でスピリチュアリズム運動に取り組んでいます。私たちは、そうした高級霊たちの情熱と決意を知っている数少ない地上人です。

真っ先に霊的真理を手にしたものとして、人類の霊的向上のために精いっぱい歩んでいきましょう。



◆引用に当たっては、スピリチュアリズム普及会の許可を得ています。