埼玉シルバーバーチの会

スピリチュアリズムの理解と実践のためのシルバーバーチ読書会のブログです。

Entries

6月の読書会 幽界は本格的な霊界に入るための過渡的な世界

やっと梅雨らしい天気になってきました。読書会の日は、朝からどんよりとした天気で、読書会を終えて家に着く頃、雨が降ってきました。

今回は、『500に及ぶあの世からの現地報告』(スピリチュアリズム普及会発行)をテキストにして、幽界について学習していきました。

『500に及ぶあの世からの現地報告』は、1975年にロンドンで出版されました。編集をしたのは、ネヴィレ・ランダルですが、実際に交霊会を開催し、これらの話を録音したのは、心霊研究家のジョージ・ウッズとグリーン女史です。霊媒は、レスリー・フリントです。フリントは、『シルバーバーチの新たなる啓示』にあるように、シルバーバーチの交霊会に参加したことがあり、直接談話を得意とした有名な霊媒です。

ウッズ、グリーン女史、フリント、この3人が出会い、交霊会を行うようになったいきさつが、『500に及ぶ…』の3章に詳しく書かれています。それを読むと、スピリチュアリズム普及の一環として、霊界から強力な働きかけがあったことがよく分かります。

交霊会は、15年間続けられ、録音されたテープは、500本にも達しました。

ウッズもグリーン女史も、全エネルギーを費やして、この重大な使命を果たす努力をしています。彼らは、交霊会を最優先し、仕事のスケジュールも交霊会に合わせて変更しています。

2人が、どれほど交霊会を重要視していたかを示すのが、次の言葉です。

「交霊会の前夜は、二人はテレビを見る程度で、日頃の煩わしさを心から取り除くようにした。(交霊会の場所まで向かう)汽車の中でも本も読まず、心の中の雑念を拭い去るように努めた。」

交霊会の前日から心境を高め、霊界の道具に徹しようとする姿勢が窺えます。

この箇所を読むたびに、私たちの読書会も、こうした使命感と緊張感を持って臨まなければならないと、気持ちが引き締まります。

読書会は、単に自分の知識を広めるための時間ではありません。

霊的真理の学びを深めることによって、高級霊との絆を強くし、よりよき道具となるための資質を高める場です。

質の高い読書会は、清々しい霊的エネルギーに満ち溢れ、読書会でありながら交霊の場となっていきます。

私たちの読書会も、高級霊たちの願う時間にしていきたいと思っています。

ウッズやグリーン女史が、人生を懸けてスピリチュアリズムのために働いていったように、私たちも読書会を通して、霊的真理の普及のために全力を尽くしていきたいと思っています。




<今回の学習>
スピリチュアリズムの思想体系 [Ⅰ] 死後世界観  「幽界」

<学習のポイント>
  幽界は、本格的な霊界に入るための過渡的な世界

今回から、数回に分けて「死後の世界」について学習していきます。死後の世界について学ぶとき、「幽界」と「霊界」に区別して述べることが多いのですが、2つの世界があるわけではありません。「幽界」は、霊界の一部であり、霊界の中で最も下の世界です。地上世界に一番近い世界が「幽界」です。

「幽界」は、本格的な死後の世界である「霊界」へ行くための準備をする場所です。霊界は、純粋な霊的世界ですから、地上的意識のまま霊界へ行くことはできません。

先回学びましたが、死の直後、多くの霊は死んだことが分からず、混乱しています。その後、さまざまな出来事を通して死を自覚し、霊体の調整がなされて、幽界へ赴きます。なかには、死の自覚が持てず、地縛霊となって、長い間、地上近くに留まり続ける霊もいます。

いずれにしても幽界にいる霊たちは、まだ地上的意識を持っていて、純粋な霊的意識に至っていません。そこで、幽界で地上的意識・地上臭を拭い去るというプロセスを歩まなければなりません。それを「霊的純化のプロセス」と言います。

幽界の一番の目的は、霊的純化をするということです。霊的純化が成されると、やっと霊界へ入っていくことができます。
つまり、幽界は霊界へ行くために霊的純化をする場所であり、過渡的な死後の世界ということです。


霊的純化のプロセスは、次のようになります。

幽界は、自分の欲望がなんでも叶う世界です。心で思ったことが形体化します。家がほしい、車がほしい、靴や洋服、おししい食べ物など、好みのものが次々と目の前に現われます。こんな幸せなことはありません。誰もが、幽界は天国だと思います。

しかし、食べても食べてもまた現われてくる食べ物、次々に出てくる自分の好みの世界も、それが長く続くと、やがて飽きてくるようになります。地上的な欲望や喜びだけを追い求める世界に嫌気がさし、自然に地上的欲望・物質的欲望を捨て去るようになります。

それと同時に、霊的本性が目覚め、霊的なことを求めるようになります。無理やり他人から強要されるわけではなく、幽界での生活を通して、おのずと本人の心が霊的な方向を目指すようになるのです。

そして、人間の霊的本能として、「もっと霊的成長がしたい」と思うようになります。すると、自動的に眠くなってきて、気が付いたら霊界へ移動しているのです。

この「霊的純化のプロセス」を詳細に伝えているのが『500に及ぶあの世からの現地報告』です。

地上に送られてくる霊界通信の多くは、幽界レベルからのものですが、『500に及ぶ…』は、幽界の様子を伝えているだけではありません。地上時代にロンドンで花売り娘として生活していたローズという女性を通して、幽界で一番重要な霊的純化の様子を、具体的に伝えています。その意味で、『500に及ぶ…』は、たいへん価値のある霊界通信と言えます。

初めは幽界での生活に満足していたローズですが、やがて霊的本性が目覚め、次のような言葉を残して霊界の高い界層へ旅立っていきました。

「本当になくてはならないものは、心や霊に関わることなのです。」

地上に生きる私たちにとっても同じです。物質的なものは、何の価値はありません。霊的存在である人間にとって、一番重要なのは、霊に関わることです。

私たちは、霊的成長をするために地上に生まれ、死んでからも霊界で成長し続けていきます。物質に囲まれた地上世界で、「霊」を中心に生きていくことは、多くの困難がともないます。その困難に立ち向かってこそ、地上人生が価値ある歩みになるのです。



◆引用に当たっては、スピリチュアリズム普及会の許可を得ています。




6月の読書会のご案内

梅雨の季節になりましたが、まだ、それほどの雨は降っていません。

庭のアジサイが、雨を待たずに美しい花を咲かせています。

アジサイの近くには、ドクダミの白い花・・・。ドクダミは繁殖力が旺盛で、雑草として嫌われています。しかし、白くてかわいい花を見ると、アジサイと同じように季節を飾る花として眺めていたい気持ちになります。

さて、今月の読書会は、死後の世界について学んでいきます。

人間が死んで最初に入る世界が「幽界」です。幽界は、霊界(死後の世界)の最下層の世界です。

幽界には、、死んで間もない霊やまだ死を自覚していない未熟霊・地縛霊たちがいます。彼らは、死んでいるにもかかわらず地上的な意識が強く、それが払拭されるまで幽界に留まっています。

人間が死を迎え、幽界に行き、そこでどのような暮らしをしているかを詳細に伝えているのが『500に及ぶあの世からの現地報告』(スピリチュアリズム普及会発行)です。

今回は、この本の中に登場するローズという女性の話を読みながら、幽界の様子を学んでいきます。

地上に送られてくる多くの霊界通信は、幽界からのものです。通信してくる霊は、霊的無知な地縛霊や未熟な霊であるため、通信内容が事実と異なることが少なくありません。

しかし、『500に及ぶあの世からの現地報告』は、死の直後の様子や幽界での生活、さらには幽界で暮らす霊たちの心の動きなどが正確に記されています。

死後の世界を知るための入門書として、多くの人に読んでいただきたいと思います。



** 6月の読書会の日程 **

読書会への参加をご希望の方は「埼玉シルバーバーチの会」のホームページからご連絡ください。

読書会は、「シルバーバーチの霊訓」(4冊以上)と「スピリチュアリズム入門」・「続スピリチュアリズム入門」(いずれもスピリチュアリズム普及会発行)を読まれている方を対象としております。

ご参加にあたっては、事前にテキストをご購入いただき、学習箇所をご一読ください。


■開催日時  2017年6月18日(日) 午後1時20分 ~ 3時30分 
                   (時間厳守でお集まりください)
■場所    シーノ大宮センタープラザ  9 F 学習室1
  
■テキスト   『シルバーバーチの教え(上)(下)』 

■連絡先と会場の地図はこちら 

*会場の都合で、定員は17名です。満席の場合は少しお待ちいただくことがありますのでご了承ください。

*参加費は無料です。




5月の読書会 スピリチュアリズムは、死後の世界の知識を地球上の常識とするためにもたらされた

5月だというのに30度を超える暑さのなか、読書会の会場に向かいました。読書会の部屋は、いつもは冷房があまり効きていないので心配でしたが、この日は冷房が効いて、汗を拭うこともなく快適に過ごせました。

今年に入って、何名かの方が新しく参加されました。新規の参加者の方は、最初はとても緊張されていますが、学習が進むにつれて、真理の素晴らしさに引き込まれていきます。必死にメモを取る方や大きくうなずきながら聞き入っている方など、皆さんの熱心さが伝わってきます。

読書会の終わりに感想を発表していただくのですが、初めて参加された方の多くが「一人でシルバーバーチを読んでいるときには分からなかったことを、読書会で学ぶことができた」「新鮮な感覚で学ぶことができた」と話してくださいます。

読書会は、志を同じくするスピリチュアリストが集まって学ぶ場です。参加者の皆さんのスピリチュアリズム普及にかける決意に呼応して、たくさんの霊たちも集い、応援してくれています。

シルバーバーチの言葉の背後にある深い霊的真理は、一人で読んでいるときにはなかなか感じることはできません。しかし、読書会という霊的に高められた場に身を置くことで、霊的アンテナの感度が上がり、それまで気が付かなかったことに気が付くようになります。そして霊的真理の素晴らしさを再確認し、実践への意欲が湧いてきます。

それこそが、読書会の意義ではないかと思っています。

「読書会に参加したけれど、一人で静かにシルバーバーチを読んでいるほうが良かった」と言うのでは、読書会の意味はありません。

一人で頑張っておられるスピリチュアリストの方は、日本各地にたくさんいらっしゃると思います。日本中に読書会があればいいのですが、残念ながら今はまだそうなっていません。

私たちの読書会に参加されている方の中で、新しい読書会の開催に向けて少しずつ準備を始めている方もいます。

読書会は、スピリチュアリズム普及の草の根運動です。質の高い読書会が増え、スピリチュアリズム普及が加速していくことを心から願っています。



<今回の学習内容>
スピリチュアリズムの思想体系[Ⅰ] 「死の直後」 その2

<学習のポイント>
スピリチュアリズムは、死後の世界の知識を地球上の常識とするためにもたらされた


前回は、死の直後から本格的に幽界で生活をするようになるまでの概要を見ていきました。

今回は、2つの霊界通信―『500に及ぶあの世からの現地報告』と『迷える霊との対話』から、死んだ人間の体験談を読むことで、「死の直後」の様子をいっそう身近に感じることができました。

「死の直後」の様子を地上サイドから見ると、単に“死体”があるだけです。死体は何も語らず、ただそこにあって、葬式のあと火葬され骨だけになります。

しかし、霊的世界から見た時、死んだ本人はさまざまなことを思い、行動しています。

『500に及ぶあの世からの現地報告』には、自分が死んだことが分からず、混乱状態に陥っている霊たちの話がたくさん出てきます。

そうした霊たちは、自分の遺体や葬式を見たり、指導の霊に教えられて、やっと死を自覚することができます。

しかし、なかには地縛霊になってしまう霊も少なくありません。地上時代に、唯物論者だった人や肉欲や物欲追及の生活をしてきた人、また、間違った宗教の狂信者・人への恨みや憎しみが強い人、そして自殺者も地縛霊になってしまいます。

ウィックランド博士が30年にわたって交霊会を行い、それをまとめたのが『迷える霊との対話』です。交霊会で語っている霊の大半は地縛霊で、こうした霊界通信はとても珍しいものです。

生前から霊的真理を知っていたイェイツ霊は、地縛霊たちが集まっている暗黒界を見て、次のように語っています。

「自殺者ばかりが集まっている境涯、狂信者が通う教会ばかりが立ち並ぶ境涯、スラム街、拝金主義者ばかりの街など、それはそれは凄絶をきわめております。しかし、その事実自体も問題ですが、もっと問題なのは、そうした境涯のスピリットの出す波動が、地上の類似した人間の波動と合致して、生活を破綻に追いやっているという現実です。」

イェイツ霊は、地縛霊たちの集まる場所の凄まじさを伝えてくれています。すでに死んでいるにも関わらず、死を自覚できない地縛霊の存在は霊界の悲劇の一つです。

しかしそれ以上に問題なのは、地縛霊が地上人の霊媒体質者に憑依し、地上人の人生を破綻させてしまうことです。
地縛霊は、霊界でも地上でも、私たちが想像している以上に大きな問題なのです。

地上時代に霊的真理を知っていれば、霊界で地縛霊になることはありません。イェイツ霊はさらに次のように言っています。

「どんなに善人であっても、どんなにまじめな人生を送っていても、ただこれだけでは十分ではありません。死後の世界についての知識がないと、目覚めたあとしばらくは暗闇の中にいます。」

地上では、常識をわきまえ、まじめに人生を送っている人は“善人”とされ、死後、罰せられることなく天国や極楽で暮らすようになると考えられています。しかし実際には、たとえ“善人”と呼ばれていた人であっても、霊的知識がなければ、一時は地縛霊のような状態で暗闇の中で過ごさなければならないのです。

これは、地上人からすれば大きなショックですが、それが事実なのです。別の霊は、「死後のことは、死んでからではなく、この地上にいるうちに学んでおくことが大切です」と言っています。

私たちは今、「死」や「死後の世界」について、正しい霊的知識を持っています。それは霊界から見れば、本来、地上時代に知っておかなければならない“当たり前”の知識と言えるものです。

スピリチュアリズムは、霊界での常識を地球上の常識とするために降ろされました。霊的真理を地上の常識として定着させていくのは容易なことではありません。

しかし、高級霊は必ず成し遂げる決意でスピリチュアリズム運動に取り組んでいます。私たちは、そうした高級霊たちの情熱と決意を知っている数少ない地上人です。

真っ先に霊的真理を手にしたものとして、人類の霊的向上のために精いっぱい歩んでいきましょう。



◆引用に当たっては、スピリチュアリズム普及会の許可を得ています。

5月の読書会のご案内

木々の若葉が美しい季節になりました。庭先には、色とりどりの花も咲き、自然と心が弾みます。

4月29日、日本スピリチュアル・ヒーラーグループの公開ヒーリングが京都で開催され、そのお手伝いをさせていただきました。

当日、公開ヒーリングの開始時間は2時からですが、会場の準備は朝から始まりました。イスやパーテーションなどの設置、ヒーリングのときの音楽のチェック、要所要所のリハーサルなど、細かな点まで確認していきました。

お手伝いをしていていつも感じることは、準備が進むにつれて、会場の雰囲気が変わっていく、ということです。

はじめは、荷物を運んだりイスや机をセッティングしたり、みんなで慌ただしく準備を進めていくのですが、会場の設営が整う頃になると、会場全体の空気が凛とした清々しいものになっていきます。

参加者の皆さんを迎える時間になると、霊的雰囲気はさらに増していきます。そして、いざヒーリングが始まると、そこが別世界になっていくのを感じます。

「公開ヒーリング」というと、多くの人は華々しいデモンストレーションだと思われるかもしれません。ヒーラーが大げさなパフォーマンスをして、患者さんにエネルギーを送っていくようなことを想像されるかもしれません。

日本スピリチュアル・ヒーラーグループの公開ヒーリングは、そうしたものとは全く違います。

すべてが、霊的雰囲気に包まれた静寂の中で進められていきます。参加された方々の魂に、霊界からの愛が直接、届けられていきます。

参加された方の多くが、涙を流しておられましたが、お手伝いをしている私たちも、霊界からの温かい愛を感じて、胸がいっぱいになりました。

ヒーラーをはじめとして、公開ヒーリングのスタッフ全員が、「参加者の方に、霊的世界を実感してもらいたい」と願って、公開ヒーリングに臨んでいました。

今回も、霊界の道具として働くチャンスを与えていただいたことに心から感謝し、公開ヒーリングを無事終えることができました。

今年の秋には、横浜での開催が予定されています。詳細は、日本スピリチュアル・ヒーラーグループのホームページに掲載されます。



** 5月の読書会の日程 **

読書会への参加をご希望の方は「埼玉シルバーバーチの会」のホームページからご連絡ください。

読書会は、「シルバーバーチの霊訓」(4冊以上)と「スピリチュアリズム入門」・「続スピリチュアリズム入門」(いずれもスピリチュアリズム普及会発行)を読まれている方を対象としております。

ご参加にあたっては、事前にテキストをご購入いただき、学習箇所をご一読ください。


■開催日時  2017年5月21日(日) 午後1時20分 ~ 3時30分 
                   (時間厳守でお集まりください)
■場所    シーノ大宮センタープラザ  9 F 学習室1
  
■テキスト   『シルバーバーチの教え(上)(下)』 

■連絡先と会場の地図はこちら 

*会場の都合で、定員は17名です。満席の場合は少しお待ちいただくことがありますのでご了承ください。

*参加費は無料です。




4月の読書会 「死」や「死後の世界」についての霊的知識は、地上人が持つべき最も重要な知識

読書会の会場に向かう途中、わずかに残っていた桜の花びらが、風に吹かれてヒラヒラと落ちてきました。春も半ばを過ぎ。少しずつ季節が変わってきていることを感じました。

今回は、死の直後の様子や出来事について学習しました。

これまでの人生の中で、誰もが身近な人の「死」を体験していると思います。「死」の瞬間に立ち会ったり、お通夜やお葬式に参列したことがあると思います。そんなとき、「死んでしまった人は、今頃、どうしているのだろうか?」 と考えたことがある人は多いのではないでしょうか?

スピリチュアリズムに出会う前は、「死んだ人は、天国に行ってしまったのだろうか? 天国は本当にあるのか?」と次々に疑問がわいてきますが、納得できる答えはありません。

しかし、スピリチュアリズムの霊的真理によって、「死」に関する疑問に明確な答えが示されました。人間は、「死」についての正しい知識を持つことで「死」への不安や恐怖を乗り越えることができます。「死」は忌み嫌うものではなく、新しい人生の出発である、という、これまで考えたこともないような画期的な思想の転換ができるようになります。

「死」についての正しい知識は、地上人が持つべき最も重要な知識の一つです。すべての人間が「死」についての知識を知ったなら、地上も霊界も大きく変わっていきます。

どんな人にとっても身近な問題である「死」について、正しい知識を持っているのが私たちスピリチュアリストなのです。


<今回の学習>
スピリチュアリズムの思想体系[Ⅰ] 「死の直後」 

<学習のポイント>
  「死」や「死後」についての霊的知識は、地上人が持つべき最も重要な知識


すでに学んでいますが、「死」とは霊体と肉体を結んでいたシルバーコードが切れるときのことです。「死の瞬間」は、本人は半睡眠状態でほとんど意識を失っています。これが「死の眠り」です。シルバーコードが完全に切れると、やがて麻酔から醒めたように目を覚まします。「死の瞬間」「死の眠り」「目覚め」というプロセスは、大半の人に共通しています。

死の眠りから目覚めてからは、大きく3つのケースに分けられます。
①大半の地上人(霊的知識がない人)
②唯物論者や間違った宗教の狂信者
③霊的知識を知っている人(スピリチュアリスト)

①の霊的知識がない人たちは、目覚めると同時に、今までと全く違う様子に驚き混乱します。自分の頭がおかしくなったのではないか、夢を見ているのではないかと思います。しばらくの間、休息所のようなところで調整をして、やがて自分が死んだことが分かるようになります。これが「死の自覚」です。死を自覚すると、霊的覚醒が起こり霊視能力が全開します。そして、すでに他界している家族や知人と再会することになります。実は、こうした他界者たちは、死に際してずっと付き添い霊界入りを手伝ってくれていたのです。本人に死の自覚が生まれると霊的視野が開け、周りの霊たちの姿が見えるようになるのです。その後、再び休息所で身体の調整をして、本格的な幽界での生活が始まります。

②の唯物論者や間違った宗教を信じていた人たちは、死の眠りから目覚めても自分が死んだことを認めようとしません。彼らは「地縛霊」となって、幽界下層で何百年、ときには千年以上もの間、地上と同じような生活を続けます。頑なに死を否定し地縛霊同士が集まって悪事を働くようになります。

③の生前から霊的知識を知っている人とは、私たちスピリチュアリストのことです。霊的知識がある人は、死の眠りから目覚めると、すぐに自分の死を自覚することができます。そして、霊界の人たちの出迎えを受け、幽界での生活が始まります。

死の直後において最も重要なことは、自分が死んだことに気が付くこと、つまり「死の自覚」です。自分はすでに死んでいるのですから、死んだことが分からなければなりません。私たちスピリチュアリストは、生前から「死」についての霊的知識を持っていますから、すぐに死を認識し、幽界で新しい生活を始めることができます。

しかし、霊的知識のない人々は、死んですぐには「死の自覚」が持てません。そのため、休息所で眠りのときを通して死を自覚し、さらに身体の調整をして、やっと本格的な幽界での生活に入っていきます。

「死」は誰もが避けることのできない最も重大な出来事です。人間の宿命である「死」についての正しい知識を持つことは、一番重要なことです。これまで地上人は、物質中心の知識ばかりを追い求めてきました。しかし、すべての人間が本当に知らなければならないのは「死」についての知識なのです。

最近、世間では死の準備として「終活」ということが盛んに言われるようになってきました。生きている間にお墓やお葬式の準備をしたり、身辺整理や遺言を書いたりする人が増えてきました。

しかし、本当の「死」の準備とは、「死」や「死後の世界」についての正しい霊的知識を身につけることです。シルバーバーチをはじめとするスピリチュアリズムの霊界通信によって霊的真理・霊的知識を学ぶことは、何百冊の宗教書を読むよりもはるかに価値あることです。人間は、生きている間に死に関する知識を知っておかなければならないのです。

私たちスピリチュアリストは、最高の霊的真理・霊的知識を手にしています。私たちは「死」や「霊的世界」についてのスペシャリスト・専門家と言うことができます。霊的知識のない人の死後は、突然、見知らぬ土地に一人で放り出されたのと同じです。家族や友人・知人が死後、路頭に迷わないように、死後の出来事を教えてあげることは、一番身近な真理の伝道です。