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埼玉シルバーバーチの会

スピリチュアリズムの理解と実践のためのシルバーバーチ読書会のブログです。

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11月の読書会 学習のポイント

秋晴れのすがすがしい青空が広がる日曜日、参加者14名で、読書会が行われました。

今回は、シルバーバーチが明らかにした「人間観」について学びました。これは、霊的真理の基本とも言える内容ですが、あらためて学んでみると、真理の奥深さに感動します。

自分の理解を深めるためばかりでなく、真理を人に伝えるためにも、こうした基本をしっかりと頭に入れておかなければならないことを再確認しました。


<今日の学習>
◎「地上人類への最高の福音」 
5章 人間は生まれる前も、今も、そしてこれからもずっと霊です
6章 人類は苦しみつつも一歩一歩、光明へ向けて進化しております


<学習のポイント>
皆さんは「人間とは、いったいどのような存在なのだろうか」という疑問を持ったことがあるのではないでしょうか。私たちは、自分自身のことについて、わかっているようで実は、何も知りません。これまで宗教や思想では、その問いに対してさまざまな見解を示してきました。「人間は肉体だけで成り立っている」と考える人もいますが、多くの人は「人間は心と肉体を持った存在である」と思っています。では、「心とは何か」 「心と肉体の関係は?」と問い詰めたとき、人々を得心させる明確な答えを示すことができる人はほとんどいません。


シルバーバーチは、長い間人々が抱いてきた疑問を次のような一言で解き明かしています。
「人間は生まれる前も、今も、そしてこれからもずっと霊です。」(P151)


『人間は霊的存在者である』―これが人間の本質です。従来の宗教や思想は、物質次元・地上的視点から人間について考えてきましたが、シルバーバーチは、霊的視点から答えを示しています。シルバーバーチが示した人間についての考え方(人間観)は、“霊的人間観”ということができます。それは次の4つのポイントにまとめることができます。
*詳しくは、スピリチュアリズム普及会『シルバーバーチの霊訓』の画期的な通信内容 〔2〕『シルバーバーチの霊訓』の画期的な人間観 参照

(1)人間の本質は“霊”である
(2)人間は霊的要素(霊・霊の心・霊体)と肉的要素(肉体・肉体本能)から構成されている
(3)人間の内面葛藤(霊肉の闘い)とは、霊的意識と肉的意識との対立のことである
(4)人間は、“霊の心”から発する霊的意識と、“脳”から発する肉体本能的意識を一つの心として認識する


人間にとって一番の本質は“霊”であり、この“霊”を最も重要視した人間観がシルバーバーチが説く“霊的人間観”です。一般の人々でも“霊”の存在を認める人もいますが、“霊”を“肉体”の付属物と位置づけます。肉体をメインにして、Body with Spirit(霊を携えた肉体)と考えます。しかしシルバーバーチは“霊”をメインにして、Spirit with Body(肉体を携えた霊)と考え、これまでの常識を逆転させています。


さらにこれまで曖昧にされてきた“霊”についても、具体的に説明しています。シルバーバーチは、人間は大霊(神)から付与された“分霊”を内奥に存在させていると説きます。大霊は人間を創造する際に自らを分化させました。大霊から分け与えられた霊こそが人間の本質です。シルバーバーチは次のように述べています。


「あなた方お一人お一人がミニチュアの神なのです。お一人お一人の中に神という完全性の火花、全生命のエッセンスである大霊の一部を宿しているということです。その火花を宿しているから存在できるのです。」(P165)


人間が大霊(神)の分霊であるということは、私たちの心の内には“ミニチュアの神”が存在するということです。そして、いったん神から分化し独立した存在となった人間は、永遠に個別性を持って進化し続けることになります。今、地上で生きている私たちは、これから永遠に霊的成長の道を歩み続ける、ということです。


これらの霊的事実は、シルバーバーチによって人類に初めて解き明かされたものです。これまで人間の本質を探し求めて一生を終えていった多くの宗教者や思想家がいることを思うと、『シルバーバーチの霊訓』に出会うことができた私たちは、本当に幸運としか言えません。“人間は霊的存在者として永遠に進化し続ける”という深遠な霊的真理を手にした私たちは、計り知れない貴重な宝を手にした、ということです。



◆引用に当たっては、スピリチュアリズム普及会の許可を得ています。