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埼玉シルバーバーチの会

スピリチュアリズムの理解と実践のためのシルバーバーチ読書会のブログです。

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5月の読書会 学習のポイント

<学習内容>
地上人類への最高の福音 3章 P97 ~ P102
ニューズレター28号 「人間の霊的成長を支配する神の摂理(法則)」①


<学習のポイント>
この章ではシルバーバーチの交霊会に参加していた子供たち“ルースとポール”が、子供ならではの率直さでシルバーバーチにさまざまなことを尋ねています。

「人類にとって最大の発見は何だと思われますか?」というルースの質問は、大人たちにもとても興味深いものです。

シルバーバーチはまず、「最大の発見とは、物的発見か霊的発見か、どちらについての質問なのか」と言っています。ここですでに私たち地上人とシルバーバーチとでは、視点が違うことがわかります。

「最大の発見」と言えば地上人は、ニュートン、ガリレオ、アインシュタイン……など、名を馳せた偉人たちの数々の発見を思い浮かべます。過去の偉大な発見は地上の文明化を推し進め、人類は物質的に大きな飛躍をしてきました。

21世紀の現代に生きる私たちは、300年前、400年前の人々に比べて多くの知識を持ち、物質的に恵まれた生活をしています。偉人たちの発見によって、これまで知らなかったことが明らかになり人々の生活は大きく変わることになりました。長い時間をかけて人類は、物質に関する疑問をひとつひとつ解き明かし、それを生活の中で役立ててきたのです。

しかしどれほど大きな物的発見をし、それによって科学が進歩しても、
「人間とはどんな存在なのだろうか? 動物とどう違うのだろうか?」
「人間は死んだらどうなるのだろうか?」
「生きる目的とはなんだろうか?」
といった、誰もが抱く人間としての根源的な疑問に答えを示すことはできませんでした。人類は遠い宇宙や深い地中の解明を進めることができても、真の平和や幸せという世界中の人々の心からの願いを、いまだに成就させることができません。

物質中心の視野しか持たない地上人に対してシルバーバーチは、霊的視点からすべてを解き明かしてくれます。
霊的視点に立ったときの“最大の発見”は
「人間が動物とは違うということを知ったこと、自我意識というものがあることを知ったこと、霊性を自覚したこと」とシルバーバーチが言っています。さらに「人間が肉体だけの存在ではないこと、物質を超えた存在であること、やがて朽ち果てて土に帰っていく物質的容器とは違う存在であることを知ったこと」(P98)と付け加えています。

つまり人類は、霊界からもたらされた霊的真理によって、それまで知ることのできなかった多くの霊的知識を得ることができたのです。

人間が本当に知りたかったこと
「自分とは何か?」
「どうしたら幸せになれるのか?」
という問いへの答えを見つけることができたのです。

「人間は永遠に生きる霊的存在であり、この地上は一時の住処である」という霊的事実を前にしたとき、人類にとって霊的真理との出会いは、物的発見よりもはるかに重要な発見であり、最大にして最高に価値ある発見であることがわかります。私たち地上人はやっと、地上で生きるために欠かすことのできない霊的真理という神の叡智を発見することができたのです。

その発見は、人間が自分の努力で見つけたものではありません。地上人の霊的無知に心を痛め続けてきた高級霊たちがスピリチュアリズムによって地上人類を救済しようという計画の中でなされてきました。

物的発見も霊的発見も、世紀の大発見の陰には必ず霊界からの導きがあり、すべては地上人類の幸せのために与えられたものなのです。

霊的真理を知ることで地上人の生活は、物質的変化ではなく霊的に大きく変化していくことになります。
シルバーバーチは「精神と霊に宿された才能を開発し、その上で、物質的文明の産物を自分ひとりのためでなく他のすべての人のために活用するようになれば、いわゆる地上天国が実現します」(P101)と言っています。

400年前にガリレオが唱えた「地動説」は、今では誰一人疑う人はいません。それと同じように、スピリチュアリズムによって示された霊的真理が今後、世界中の人々の常識となっていけば、地上には必ず真の平和と幸せがもたらされるのです。


◆引用に当たっては、スピリチュアリズム普及会の許可を得ています。