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埼玉シルバーバーチの会

スピリチュアリズムの理解と実践のためのシルバーバーチ読書会のブログです。

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4月の読書会 『人間と動物は、ともに助け合いながら進化していく関係』

今年の4月は、例年になく雨の日が続いています。日曜日も雨が心配でしたが、薄曇りの1日となり、15名の参加者で読書会が行われました。

今回は、『シルバーバーチの霊訓』の中で示されている動物についての考え方――シルバーバーチの「動物観」について学びました。動物についてまとめて扱っている章はありませんが、シルバーバーチは語る』の中では、5章・11章・23章に少しずつ掲載されています。

動物観の一番大きなテーマとなるのが、肉食についてです。現代人が当たり前としている肉食の習慣について、シルバーバーチは「摂理に反する行為」として肉食に反対しています。スピリチュアリストは、菜食主義であるべきだと言っています。

スピリチュアリズムを実践しようとするとき、肉食の問題も乗り越えなければならない大きな壁となります。「摂理に違反することだと分かっていても、なかなか実践できない」というスピリチュアリストも多いのではないでしょうか?

なかには、栄養的に菜食(ベジタリアン)で大丈夫だろうか? と心配する方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、シルバーバーチが何度も言っているように「人間は大地の恵み」で肉体を維持していくのが望ましいのです。最近のテレビなどでは「成長期の子供や体力が衰えていくシルバー世代には肉が必要だ」と言っていますが、それは間違っています。

最新の栄養学では、肉を食べることの害が次々に発表されています。

肉を食べないと体がもたない・栄養的に偏ってしまう…というのは言い訳でしかありません。

肉食を止めて菜食にするときの具体的な食事内容については、「ホリスティック健康学・栄養学研究所」のホームページや書籍を参考になさってください。

肉食については、数年間の読書会でも学習した内容です。その時は、参加者から「厳しい」とか「家族がいて、とても実践できない」という声が多く聞かれました。しかし、今回は、ほとんどの参加者の方が、完全ではないにしても菜食を実践していました。

シルバーバーチの動物観によって、「なぜ肉食が間違っているのか?」ということが明確に理解できることと思います。



<今日の学習>
◎シルバーバーチの動物観


<学習のポイント>
『人間と動物は、ともに助け合いながら進化していく関係』


シルバーバーチが登場する以前の高級霊界通信では、動物についてほとんど語られていません。『シルバーバーチの霊訓』によって初めて、動物についての最高次元の真理が地上に降ろされることになりました。


『シルバーバーチの霊訓』ほど動物に対する愛を強調している霊界通信は他にはありません。


シルバーバーチの動物観の一番のポイントは、人間は第2の神として動物を愛する責任があるということです。地上にいる無数の生命体の中で、人間だけが神を知ることができるように造られています。そしてそのために、人間には高度な知性が与えられています。動物とは全く違う特別な存在として造られた人間は、神の代理者として、つまり第2の神として動物や植物を愛し、神に代わって愛を与える立場にあります。


動物は人間にとって愛の対象です。動物は人間から愛されることによって「神の愛」を間接的に受けることになり、愛された分だけ霊的に進化するようになっています。また人間は、動物を愛することで、動物から愛されるようになり、喜びを得ることになります。人間と動物は、ともに助け合いながら進化していく関係にあるのです。


人間も動物も、神によって造られた大霊の家族の一員です。しかし人間は、同じ仲間である動物を虐待し続けています。シルバーバーチが動物への虐待として強く非難しているのは、肉食と動物実験についてです。シルバーバーチは「すべて生命あるものは神のものです。いかなる形にせよ生命を奪うことは許されません」(P100)と強い口調で訴えています。


現代の地上では、肉食は当たり前の食習慣です。しかし、霊的観点から見たとき、食用にするために動物を殺すことは摂理に反しています。犬や猫はペットとして可愛がりますが、同じ動物である牛や豚は、自分たちの食用のために平気で殺すというのは、人間中心主義とエゴイズムに立った間違った行為です。


動物に対する人間の残虐性・冷酷さはまさに、全宇宙の中で下から2番目という人間の霊性の低さと愛の欠如から発しているものです。人類は肉食の習慣を止め、神が与えてくれた大地の恵みを食料としなければなりません。



今後、霊的真理が普及するにつれて、地上から肉食や動物実験などの動物虐待が徐々に消滅していくことになりますが、それには何百年という長い期間が必要となります。


肉食の間違いをいち早く知った私たちスピリチュアリストは、真っ先に菜食主義の手本を示していく立場にあります。肉食が当然の現代にあって菜食を実践することは、強い決意と大きな勇気がいります。しかしシルバーバーチは、次のようにアドバイスしてくれています。


「未熟な世界においては完全な理想が実現されることは期待できません。しかし、だからと言って、理想へ向けての努力をしないでよいということにはなりません。」(道しるべ P131)


肉食を止めることは、動物も含めたより広い意味での「利他愛の実践」です。少しでも理想に近づけるよう、努力していくことが私たちの歩みなのです。



◆引用にあたっては、スピリチュアリズム普及会の許可を得ています。