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埼玉シルバーバーチの会

スピリチュアリズムの理解と実践のためのシルバーバーチ読書会のブログです。

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5月の読書会 スピリチュアリズムは、死後の世界の知識を地球上の常識とするためにもたらされた

5月だというのに30度を超える暑さのなか、読書会の会場に向かいました。読書会の部屋は、いつもは冷房があまり効きていないので心配でしたが、この日は冷房が効いて、汗を拭うこともなく快適に過ごせました。

今年に入って、何名かの方が新しく参加されました。新規の参加者の方は、最初はとても緊張されていますが、学習が進むにつれて、真理の素晴らしさに引き込まれていきます。必死にメモを取る方や大きくうなずきながら聞き入っている方など、皆さんの熱心さが伝わってきます。

読書会の終わりに感想を発表していただくのですが、初めて参加された方の多くが「一人でシルバーバーチを読んでいるときには分からなかったことを、読書会で学ぶことができた」「新鮮な感覚で学ぶことができた」と話してくださいます。

読書会は、志を同じくするスピリチュアリストが集まって学ぶ場です。参加者の皆さんのスピリチュアリズム普及にかける決意に呼応して、たくさんの霊たちも集い、応援してくれています。

シルバーバーチの言葉の背後にある深い霊的真理は、一人で読んでいるときにはなかなか感じることはできません。しかし、読書会という霊的に高められた場に身を置くことで、霊的アンテナの感度が上がり、それまで気が付かなかったことに気が付くようになります。そして霊的真理の素晴らしさを再確認し、実践への意欲が湧いてきます。

それこそが、読書会の意義ではないかと思っています。

「読書会に参加したけれど、一人で静かにシルバーバーチを読んでいるほうが良かった」と言うのでは、読書会の意味はありません。

一人で頑張っておられるスピリチュアリストの方は、日本各地にたくさんいらっしゃると思います。日本中に読書会があればいいのですが、残念ながら今はまだそうなっていません。

私たちの読書会に参加されている方の中で、新しい読書会の開催に向けて少しずつ準備を始めている方もいます。

読書会は、スピリチュアリズム普及の草の根運動です。質の高い読書会が増え、スピリチュアリズム普及が加速していくことを心から願っています。



<今回の学習内容>
スピリチュアリズムの思想体系[Ⅰ] 「死の直後」 その2

<学習のポイント>
スピリチュアリズムは、死後の世界の知識を地球上の常識とするためにもたらされた


前回は、死の直後から本格的に幽界で生活をするようになるまでの概要を見ていきました。

今回は、2つの霊界通信―『500に及ぶあの世からの現地報告』と『迷える霊との対話』から、死んだ人間の体験談を読むことで、「死の直後」の様子をいっそう身近に感じることができました。

「死の直後」の様子を地上サイドから見ると、単に“死体”があるだけです。死体は何も語らず、ただそこにあって、葬式のあと火葬され骨だけになります。

しかし、霊的世界から見た時、死んだ本人はさまざまなことを思い、行動しています。

『500に及ぶあの世からの現地報告』には、自分が死んだことが分からず、混乱状態に陥っている霊たちの話がたくさん出てきます。

そうした霊たちは、自分の遺体や葬式を見たり、指導の霊に教えられて、やっと死を自覚することができます。

しかし、なかには地縛霊になってしまう霊も少なくありません。地上時代に、唯物論者だった人や肉欲や物欲追及の生活をしてきた人、また、間違った宗教の狂信者・人への恨みや憎しみが強い人、そして自殺者も地縛霊になってしまいます。

ウィックランド博士が30年にわたって交霊会を行い、それをまとめたのが『迷える霊との対話』です。交霊会で語っている霊の大半は地縛霊で、こうした霊界通信はとても珍しいものです。

生前から霊的真理を知っていたイェイツ霊は、地縛霊たちが集まっている暗黒界を見て、次のように語っています。

「自殺者ばかりが集まっている境涯、狂信者が通う教会ばかりが立ち並ぶ境涯、スラム街、拝金主義者ばかりの街など、それはそれは凄絶をきわめております。しかし、その事実自体も問題ですが、もっと問題なのは、そうした境涯のスピリットの出す波動が、地上の類似した人間の波動と合致して、生活を破綻に追いやっているという現実です。」

イェイツ霊は、地縛霊たちの集まる場所の凄まじさを伝えてくれています。すでに死んでいるにも関わらず、死を自覚できない地縛霊の存在は霊界の悲劇の一つです。

しかしそれ以上に問題なのは、地縛霊が地上人の霊媒体質者に憑依し、地上人の人生を破綻させてしまうことです。
地縛霊は、霊界でも地上でも、私たちが想像している以上に大きな問題なのです。

地上時代に霊的真理を知っていれば、霊界で地縛霊になることはありません。イェイツ霊はさらに次のように言っています。

「どんなに善人であっても、どんなにまじめな人生を送っていても、ただこれだけでは十分ではありません。死後の世界についての知識がないと、目覚めたあとしばらくは暗闇の中にいます。」

地上では、常識をわきまえ、まじめに人生を送っている人は“善人”とされ、死後、罰せられることなく天国や極楽で暮らすようになると考えられています。しかし実際には、たとえ“善人”と呼ばれていた人であっても、霊的知識がなければ、一時は地縛霊のような状態で暗闇の中で過ごさなければならないのです。

これは、地上人からすれば大きなショックですが、それが事実なのです。別の霊は、「死後のことは、死んでからではなく、この地上にいるうちに学んでおくことが大切です」と言っています。

私たちは今、「死」や「死後の世界」について、正しい霊的知識を持っています。それは霊界から見れば、本来、地上時代に知っておかなければならない“当たり前”の知識と言えるものです。

スピリチュアリズムは、霊界での常識を地球上の常識とするために降ろされました。霊的真理を地上の常識として定着させていくのは容易なことではありません。

しかし、高級霊は必ず成し遂げる決意でスピリチュアリズム運動に取り組んでいます。私たちは、そうした高級霊たちの情熱と決意を知っている数少ない地上人です。

真っ先に霊的真理を手にしたものとして、人類の霊的向上のために精いっぱい歩んでいきましょう。



◆引用に当たっては、スピリチュアリズム普及会の許可を得ています。