埼玉シルバーバーチの会

スピリチュアリズムの理解と実践のためのシルバーバーチ読書会のブログです。

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12月の読書会 1年を振り返って

街にはクリスマスの音楽が流れ、1年の終わりが近づいていることを感じながら会場に向かいました。

今回は、1年の締めくくりとして、参加者の皆さんに1年を振り返ってお話をしていただきました。

今年もほとんどの皆さんが、毎月、休むことなく参加されました。

継続して読書会に参加することで、真理の理解が深まっていきますが、それだけでなく、霊界とのつながりや参加者同士の絆が強くなっていきます。高級霊たちと心を一つとしてスピリチュアリズム普及のために歩めることが、どれほど幸運なことかがよく分かってきます。

参加者の中には、思いがけない病気で苦しい思いをされた方もいらっしゃいます。また、今年から読書会に参加された方もいらっしゃいます。

皆さんのお話を伺うことで、各自が日常生活の中で霊的真理と真剣に向き合い、真理の実践に励んできた様子が伝わってきました。

この時期に霊界では、イエスを中心とする高級霊たちが集って1年の活動の報告がなされます。私たちが、スピリチュアリズム運動の一端を担う道具として、少しでもお役に立てたとしたら、これ以上の喜びはありません。

来年も、よき道具を目指して自分を鍛え、道具としての資質を高める努力をしていきましょう。

1人1人の霊的向上は、スピリチュアリズムの進展につながっていきます。

霊界の方々と心を一つとして、霊的新時代を築くために、ともに頑張って歩んでいきましょう。

以下に、皆さんのお話の一部をご紹介します。


<参加者のお話>

日常生活で真理の理解と実践を心がけて歩んでいくことで、霊的真理に出会えたことへの喜びや感謝の気持ちがますます大きくなりました。高級霊への「絶対的信頼」と「完全服従」の思いが強化されました。数百億の霊界の方々が地球人類救済のために活動してくれていることを想像すると、それに少しでも応えられるように、純粋な道具を目指してこの地上人生を歩み続けたいと思います。


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今年は、病気を通して霊的真理を学んだ1年でした。
治療は、思った以上に肉体的にきついものでした。この苦しみにどのように向き合い、どう乗り越えていくかを徹底的に試され、鍛えられました。
今振り返ってみて、霊的真理がこの世の何よりも素晴らしい宝物であることや、霊界の凄さ、読書会や公開ヒーリングで実感したことの大切さをあらためて知った年でした
もし、読書会に参加しないで霊訓を読んでいるだけだったら、霊訓の言葉などどこかへ吹き飛んでしまい、病気に振り回されていたと思います。
私にはもったいないくらいの霊界からの支えと恵みをいただき、再び読書会に参加できたことを深く感謝します。これからは、その援助に報いるために、道具としての役目を果たせるような新たな一歩を踏み出す決意です。


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私がシルバーバーチに出会ってから10年以上が経ちました。埼玉シルバーバーチの会と出会ってから2年半です。
読書会への参加で、これまで抱いていた疑問はほとんど解決し、さらに理解を深めることができました。
学んだ真理は、私の思考を変え人生を変えました。今は「親様」と「摂理」を信仰し、真理を指針として人生を歩んでいます。
残りの人生を霊界の道具として、この地上に生まれてくるときに立てた目標を少しでも成就していきたいと思います。


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私がスピリチュアリズムに出会ったのは、今から4年半前です。ふとしたことから、霊を見たのがきっかけです。それまでは唯物主義の人間でした。それを機に普及会のホームページを見たり、病気で辛い体験をしたことでも真理の理解が深まりました。
今年の9月に読書会に参加しようと思ったのは、真理を実践している方はどのような方たちなのだろか、という思いがあったからです。
読書会に参加するまでは思ってもいなかったのですが、今は、将来、自分も読書会を開催することができれば…と思うようになりました。今後の真理普及を通して、自分も貢献していきたいと考えています。


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ブログの再開や公開ヒーリングのお手伝いと、今年はとても充実した1年でした。
1年を通して感じたことは、霊的真理を受け入れ信じている人間は、霊界の道具に徹して働かなければならないということです。
スピリチュアリズムは霊界主導の運動です。しかし、地上に真理を広めていくためには、必ず地上の道具が必要です。
自分の能力の足りなさを言い訳にしたり、誰かが動いてくれるだろうと人任せにするのではなく、自分が動かなければいけないのだと思いました。
地上に70億人以上いる中で、霊的真理を受け入れている人間はごくわずかです。霊界から託されたスピリチュアリストへの期待は大きいと思います。高級霊から援助を受けられるよう、人々への奉仕をいつも心がけていきたいと心に誓った1年でした。


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◆1月の読書会はお休みです。次回の読書会は2月になります。



12月の読書会のご案内

街路樹も葉を落とし、冬が始まりました。1日1日と日が進むにつれて、12月のあわただしさが増してきます。


11月26日(日)に、横浜市で第16回「公開ヒーリング」が行われました。横浜での「公開ヒーリング」は、私たちにとって重要な晩秋の恒例行事になっています。

今回も、埼玉シルバーバーチの会としてお手伝いをさせていただきました。

数名のメンバーは、当日の会場づくりや受付などで公開ヒーリングをサポートしましたが、それだけでなく、読書会のメンバー全員が公開ヒーリングに向けて祈りで応援しました。

公開ヒーリングは、霊界と地上が一体となって行われるもので、いわば「交霊会」です。

ヒーラーは、霊医の道具に徹することができるように、祈りで心を高めて当日に臨みます。

私たちサポートをするメンバーも、公開ヒーリングが素晴らしい交霊の場となるように祈りで応援しました。


今回の公開ヒーリングも、会場全体が高い霊気に包まれ、霊的世界を身近に感じることができました。

壁の向こう側では人や車が行き来している街の一角ですが、会場内は別世界のように清々しく、ヒーリングが進むにつれて、何とも言えない幸せな気持ちが魂の奥深くから沸き起こってきました。

涙を拭っている方があちこちで見られ、多くの方が私と同じように感謝と感動の思いに浸っていたのだと思います。

最後は、シルバーバーチの祈りを聞きました。「皆、同じ神の子供なんだ」という思いが心に広がり、大きな愛に包まれていることのありがたさが身に染みました。

霊の親である「神」も高級霊たちも、私たちのことを、地上の誰よりも親身になって守り導いていてくださっています。私たちは、何一つ心配することなくその愛に委ねて、ただひたすら同胞のために奉仕していけばいいのだと思いました。

公開ヒーリングは、地上にありながら霊的世界を実感できる最高の機会でした。霊界とつながっていることを強烈に感じることができました。

霊的真理というかけがえのない宝を手にした者として、もっとよき道具になれるように努力していかなければならないと、決意をあらたにしました。


さて、12月の読書会を下記の通り開催します。12月は、いつものように参加者の皆さんに1年を振り返ってお話をしていただきます。そのため、新たに参加を希望される方は、2月以降にお願いします。(1月の読書会はお休みです。)

皆さんのお話を楽しみにしています。


** 12月の読書会の日程 **

読書会への参加をご希望の方は「埼玉シルバーバーチの会」のホームページからご連絡ください。

読書会は、「シルバーバーチの霊訓」(4冊以上)と「スピリチュアリズム入門」・「続スピリチュアリズム入門」(いずれもスピリチュアリズム普及会発行)を読まれている方を対象としております。

ご参加にあたっては、事前にテキストをご購入いただき、学習箇所をご一読ください。


■開催日時  2017年12月17日(日) 午後1時20分 ~ 3時30分 
                   (時間厳守でお集まりください)
■場所    シーノ大宮センタープラザ  生涯学習総合センター 9 F 学習室1
  
■テキスト  今回はテキストは使用しません

■連絡先と会場の地図はこちら 

*会場の都合で、定員は17名です。満席の場合は少しお待ちいただくことがありますのでご了承ください。

*参加費は無料です。



11月の読書会 「類魂」が再生のメカニズムを解くカギ

先週末から急に季節が進み、本格的な冬が近づいてきました。

今回から、スピリチュアリズムの思想体系[Ⅰ]の最後の項目である「再生観」を学んでいきます。「再生観」は、スピリチュアリズムの思想の中で最も難解なテーマです。そのため、3~4回に分けて、少しずつ学習を進めていきます。

私たちは、シルバーバーチが語ってくれた「再生観」をもとに、「再生がある」ということが当たり前だと思っています。

しかし、スピリチュアリズムがはじめから「再生観」を肯定していたのではありません。

スピリチュアリズムの初期には、イギリス系スピリチュアリズムとフランス系スピリチュアリズムという2つの流れがありました。イギリス系スピリチュアリズムは、長い間、再生を否定していました。イギリス系スピリチュアリズムの代表がステイントン・モーゼスで、彼の代表作は『霊訓』です。『霊訓』の中には、再生についての記述はほとんどありません。モーゼスは、『霊訓』という素晴らしい霊界通信を著したにもかかわらず、再生を否定したまま霊界へ行きました。

それに対して、フランス系スピリチュアリズムは、最初から再生を肯定していました。フランス系スピリチュアリズムの代表がアラン・カルデックで、代表作は『霊の書』です。『霊の書』は、最初から再生があることを前提として展開しています。『霊の書』は、今では、世界三大霊訓の一つですが、出版当初はイギリスでは全く評価されませんでした。

このように、初期のスピリチュアリズムでは、イギリス系スピリチュアリズムとフランス系スピリチュアリズムの間で、再生をめぐって対立していました。

20世紀に入って、イギリス系スピリチュアリズムの中にマイヤース霊やホワイト・イーグル霊が、再生を肯定する霊界通信を送ってきました。そして、最終的に、シルバーバーチによって、「再生はある」という見解に達したのです。

『シルバーバーチの霊訓』は、再生という点でも、イギリス系スピリチュアリズムとフランス系スピリチュアリズムの見解を統一し、それまで.のスピリチュアリズム思想を一気に高次元に引き上げるという役目を果たしています。

私たちは、そうした最高次元の「再生観」を学ぶことができる、とても幸運な環境にあります。

再生は、地上的感覚や地上的思考を越えた問題であるため、なかなか理解することができません。しかし、シルバーバーチが語ってくれた言葉を頼りに、できるかぎり理解していきましょう。


<今回の学習>
スピリチュアリズムの思想体系 [Ⅰ]   「再生観」 その1

<学習のポイント>
「類魂」が、再生のメカニズムを解くカギ



再生問題は、長い間、ずっとベールに覆われ、地上人にはその真相がわかりませんでした。スピリチュアリズムの大計画が進展していく中で、やっと時が至り、シルバーバーチによって再生についての真実が明らかにされました。人類史上、初めて霊界の奥義である再生の真実が地上人に示されたのです。

交霊会でシルバーバーチは、「再生」について語るとき、次のように述べています。
「私の苦労を察してください。たとえるものがあれば、どんなにか楽でしょうが、地上にはそれがなく、あなた方はせいぜい、光と影、日向と日陰の比較くらいしかできません。」 (シルバーバーチの教え・上 P221)

シルバーバーチは、かぎられた言葉を使って霊的真理や霊的知識を地上人に説明することの難しさをいつも嘆いています。特に「再生」については、地上人の思考や感覚をはるかに超える内容ですが、シルバーバーチは「少しでも地上人に霊的事実を伝えたい」という愛の思いを持って、精いっぱいのところで説明してくれています。

読書会では、再生について、以下の4つのポイントに絞って学習していきます。
①類魂……類魂は、再生について理解するためのカギ
②再生の主体……一体、何が再生するのか? 
③再生の目的……何のために再生するのか?
④再生に対する自己選択・自己決定……誰かに強制されて再生するのか?


今回は、①類魂と②再生の目的について学習しました。
「再生」について理解するための最も重要なキーワードが「類魂」です。「類魂」とはどのようなものかを理解するにあたって、まず「霊的家族」について押さえておかなければなりません。

霊界では、霊的成長レベルが同じ者同士が集まって、霊的グループ(霊的家族)を形成し、共同生活を営んでいます。霊的家族は、霊体を携え霊的意識を持った「霊」の集まりです。霊的家族は、大少さまざまですが、同じ成長レベルに達した霊同志が集って一緒に生活をしています。これが「霊的家族」です。

霊的家族のメンバー1人1人の霊は、個としての意識(心)を持っています。ところが霊界では、それだけにとどまらず、1人1人の意識(心)が融合して、一つの大きな意識体をつくり出すようになります。これが、「類魂」です。類魂とは、集合化した大きな意識体のことです。地上では一致団結した時の様子を「心は一つ」と言います。霊界では、本当に「心が一つ」になります。個別意識がそのまま全体意識となり、全体意識が個別意識になります。地上ではとても考えられないようなことが、霊界では起こってくるのです。
 
「1人1人の意識が、大きな意識体の中に融合してしまう」というと、個としての意識が消滅してしまうように思うかもしれませんが、そうではありません。意識が融合しても、個としての意識はしっかり存在しています。類魂では、個としての意識を持ちながら、全体が融合するということです。

「再生」は、この「類魂」という霊的事実を土台として発生する共同成長のシステムです。「再生」については、ニューズレター14号(ビデオ「地球人類の霊性進化の道“スピリチュアリズム”の紹介」)に要点がまとめられています。もう一度、ぜひ読んでみていただきたいと思います。

「類魂」は、地上には全く存在しないことなので、地上人が実感を持って理解することはできません。そして、「再生」についても、何千年もの間、解明が最も難しいとされてきた問題です。私たちは、シルバーバーチによって人類史上、初めて明らかにされた最高レベルの霊的知識を真っ先に学ぶことができる立場に立っています。高級霊たちの誠意と努力に応えることができるよう、正しい理解に努めてまいりましょう。



◆引用にあたっては、スピリチュアリズム普及会の許可を得ています。

11月の読書会のご案内

2週連続の台風が去り、抜けるような青空に心が弾みます。

私たちの読書会では、11月までは通常の学習を行い、12月は、1年の締めくくりとして参加者の皆さんに1年を振り返ってお話をしていただきます。12月に新しく読書会に参加を希望される方は、翌年の2月までお待ちいただくようにしていますので、新規参加者の受付は、11月までとなります。


今月、2名の方から参加希望のご連絡をいただきました。お二人とも60代の方で、これまで一般の宗教で信仰したり、さまざまな思想を学んでこられた方です。

お二人に共通していたことは、「シルバーバーチを読んで、これこそ本物だと感じた」とおっしゃったことです。そして、「これからの人生をスピリチュアリズム普及のための道具になりたい」と思っておられたことです。

短い時間、お話しただけですが、お二人の真剣な思いが伝わってきて、心が熱くなりました。これから一緒に学べることが楽しみです。


シルバーバーチとの出会いは、霊界の導きによってなされます。若くしてシルバーバーチに出会う方もいれば、人生の終盤で出会う方もいます。

年齢を重ねてからシルバーバーチに出会った方の中には、「もっと若い時にシルバーバーチを知っていれば、違う生き方ができたかもしれない」とおっしゃる方もいます。

しかし、シルバーバーチとの出会いは、その人に最も適した時期に出会うようになっています。苦しみの体験を経て、霊性が一定レベルに達したとき、シルバーバーチの言葉が魂の中に入ってきます。

年を重ねる中で人間は、多くの矛盾や挫折を体験し、家庭や社会で人間関係に苦しんだりします。さまざまな苦難の体験を通して魂が鍛えられ、やっと本物に出会うことができるようになります。

間違ったことをたくさん経験し、多くの葛藤を乗り越えたからこそ、「シルバーバーチの霊訓」が真に価値あるものであることがすぐに分かるのです。


読書会のメンバーは、20代から60代まで、いろいろな年代の方がいらっしゃいます。皆さんがシルバーバーチに出会うべき時期に出会い、それを「本物」と直感して、ここまで歩んでこられました。

お一人お一人が霊界からの導きを受け、霊界から期待されている方たちです。私たちの読書会が、霊界のよき道具として働くための学びの場になることを心から願っています。


11月の読書会のご案内です。今回は、スピリチュアリズムの思想体系[Ⅰ]の「再生観」を学習していきます。「再生観」は、スピリチュアリズムの思想の中で最も難しい内容です。11月の読書会を含めて、3回くらいに分けて学んでいく予定です。

** 11月の読書会の日程 **

読書会への参加をご希望の方は「埼玉シルバーバーチの会」のホームページからご連絡ください。

読書会は、「シルバーバーチの霊訓」(4冊以上)と「スピリチュアリズム入門」・「続スピリチュアリズム入門」(いずれもスピリチュアリズム普及会発行)を読まれている方を対象としております。

ご参加にあたっては、事前にテキストをご購入いただき、学習箇所をご一読ください。


■開催日時  2017年11月19日(日) 午後1時20分 ~ 3時30分 
                   (時間厳守でお集まりください)
■場所    シーノ大宮センタープラザ  生涯学習総合センター 9 F 学習室1
  
■テキスト  今回はテキストは使用しません

■連絡先と会場の地図はこちら 

*会場の都合で、定員は17名です。満席の場合は少しお待ちいただくことがありますのでご了承ください。

*参加費は無料です。






10月の読書会 人類史上、最高次元の死後世界観

読書会の日は、10月半ばとは思えないほどの寒さでした。このところ、雨が続いていて、秋晴れが待ち遠しいです。

今回の読書会では、シルバーバーチの死後世界観(他界観)が地上にもたらされるまで、どのような他界観があったのかを見ていきました。シルバーバーチ以外の他界観の概要を学ぶのは初めてでしたが、とても充実した学びをすることができました。

私たちにとって最も大切なことは、シルバーバーチが示してくれた霊的真理を正しく理解することです。読書会は、そのための学習の場です。

シルバーバーチ以外の他界観のポイントを知ることで、シルバーバーチが登場するまでの長い間、人類は間違った他界観を信じ続けてきたことが分かります。そして、シルバーバーチの他界観が、どれほど優れた他界観であるかを、あらためて実感することができます。

現在の地上の人口は70数億ですが、シルバーバーチの他界観を知っている人間は、ほんの一握りしかいません。大半の地上人は、間違った他界観しか知らないのです。実際に死んでから、やっと死後の世界について、少しずつ分かるようになってきます。

地上時代に、「死」や「死後の世界」について、正しい認識を持っていることは、地上人生での生き方を変えるだけでなく、死後のプロセスも変えていきます。


<今回の学習>
さまざまな死後世界観

<学習のポイント>
人類史上、最高次元の死後世界観は、シルバーバーチによってもたらされた


今回は、これまで地上では死後の世界をどのように説いてきたのかを学習しました。私たちは今、『シルバーバーチの霊訓』によって、死後の世界についての真実を知ることができましたが、それは、人類史上、初めてのことです。

シルバーバーチの死後世界観(他界観)に至るまでの流れを見ていくことで、シルバーバーチが語ってくれた他界観が、他の他界観とは次元が違う画期的なものであることを実感することができます。

これまでの地上世界において、ポイントとなる他界観は、キリスト教、スウェーデンボルグ、マイヤースの他界観です。それぞれの他界観の特徴を簡単に見ていきます。

まず、キリスト教の他界観の特徴です。これはイスラム教の他界観とほぼ同じものです。

◆キリスト教の他界観のポイント
・死後、人間は、神が支配する「天国」か、サタンが支配する「地獄」に行くことになる(これを二分的他界観と言う)
・キリスト教徒だけが「天国」に行くことができる(異教徒は「地獄」)
・最後の審判のあと、「天国」に行った人は、永遠に幸福に暮らすが、「地獄」へ行った人は、永遠に苦しみを味わうことになる
・死後の世界には「地獄」があり、サタンが支配している

キリスト教に見られるような二分的他界観は、世界で最もオーソドックスな他界観で、現代でも多くの地上人が「天国」か「地獄」かといった考え方をしています。

キリスト教的な他界観を覆す「他界観の革命」を興したのが17世紀に活躍したスウェーデンボルグです。彼は、28年もの間、幽体離脱をして、死後の世界の様子を詳しく記述しました。彼が示した他界観には、まだキリスト教の影響が見られますが、キリスト教の根幹を否定する内容が示されています。それが以下の2点です。

◆スウェーデンボルグの他界観とキリスト教の他界観の大きな違い
・キリスト教:神に敵対する存在としてサタンがいるとしている
スウェーデンボルグ:サタンを否定(地獄はあるが、サタンはいない)
・キリスト教:キリスト教徒(イエスを信じること)によって天国に行ける
スウェーデンボルグ:キリスト教徒であっても、天国に行けるとはかぎらない。
天国へ行くか地獄へ行くかは、イエスが審判するのではなく、各自の霊性によって自ら選ぶ

スウェーデンボルグの他界観は、シルバーバーチの他界観から見ると、真実とは言えない内容が多く含まれています。しかし、スピリチュアリズムの先陣としての道を切り開くという使命を果たしました。

スピリチュアリズムが地上で展開を始めてから半世紀以上経ったとき、生前、スピリチュアリストだったマイヤースが、死後、霊界から通信を送ってきました。マイヤース霊から送られてきたこれまでとは全く違う他界観のポイントは以下です。

◆マイヤースの他界観のポイント
・死後の世界は界層に分かれているが、階層間の境界はない
・地獄という独立した世界は存在しない
・死後は、進化・向上のプロセスをたどる
・再生を認める(類魂による再生論)

この中で最も画期的な内容は、「類魂による再生論」です。マイヤースによって初めて、「類魂」の事実が明らかにされ、「再生」の真相解明が一気に進められることになりました。

このように長い歴史を経て、やっと人類に『シルバーバーチの霊訓』という最高レベルの霊界通信がもたらされました。霊界からの継続した働きかけによって、徐々に死後の世界の真実が明らかにされ、最終的にシルバーバーチによって、真の他界観が地上に確立することになりました。

◆シルバーバーチの他界観のポイント
・霊界は、無数の界層に分かれている
・幽界での霊的純化を経て、霊界での生活が始まる
・霊界では霊的グループとして生活する
・再生によって、霊的グループの共同成長がなされる

シルバーバーチの他界観は、スピリチュアリズムによってもたらされた最高次元のものです。これから何百年後には、シルバーバーチの他界観が地上の常識となっていきます。しかし、今はまだ、「死後の世界」の真実について知っているのは、ほんの一握りのスピリチュアリストしかいません。

私たちは、「死後の世界」について真っ先に知った者として、霊界の素晴らしさを具体的に伝えていく立場に立っているのです。